中北製作所_舶用流体制御機器ラインナップカタログ

ラインナップカタログ NAKAKITA LINEUP CATALOG 流体 制御機器 舶用

中北製作所の流体制御システムは、大型船舶や発電設備、さまざまなプラントに採用され、 日本の経済と社会基盤の発展に大きく貢献してきました。 商業用大型輸送船舶においては、バルブを中心とした流体制御、姿勢制御、荷役制御をはじめ、 安全に効率よく運航するためのトータルシステムを提供し続けています。 VRCS for Offshore Use / Message 1 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG 弁遠隔操作装置 Valve Remote Control System 調節弁 Control Valve バタフライ弁 Butterfly Valve アフターサービス After Service 液位計測システム Level Measuring System 調整弁 Regulating Valve Moving forward

バタフライ弁(油圧式) ミキシング弁 2 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG コンベンショナル式 制御盤

3 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG 油空圧駆動バルブを遠隔操作・指示するための油圧発生装置 や油圧方向切換弁などから構成され、弁位置信号は制御盤で 遠隔指示できます。弁操作、弁制御、弁指示の各方式および油 圧発生装置や油圧方向切換弁は種々の組み合わせをカスタマ イズできます。 Operating System (Hydraulic and Pneumatic Equipment) Butterfly Valve 円筒形の弁箱内部で円盤状の弁体が90°回転をすること で流体の制御(閉止・流量調整)を行う弁です。仕切弁や 玉形弁に比べ、面間などを小さくすることができ、軽量で コンパクトな形状です。また、弁座の交換が容易で、擦り 合わせ作業が不要な構造になっています。 P.5~ P.7~ 〈舶用弁遠隔操作装置〉 Valve Remote Control System for Offshore Use VRCS 中北製作所の舶用弁遠隔操作装置(VRCS)は、電気機器、油空圧機器および各種バルブなどから構成され、船舶の主要弁や主要 ポンプの操作・監視、主要タンク液面や船位の計測など関連機器を統合し、最適な遠隔集中制御・監視システムを構築します。 それにより、荷役作業の合理化(迅速・安全な荷役)、乗組員の労力軽減(人員削減や労働条件の改善)および安全性の向上 (ヒューマンエラーによる混油事故の未然防止、機器故障に伴う運航・荷役停止リスクの回避)を実現します。 自動車運搬船 タンカー

4 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG 弁の遠隔操作や液面の監視、ポンプの発停など集中制御を 行います。また、他機器メーカのシステムを組み込んだり、信号を 外部出力するなど、フレキシブルに対応いたします。 Operating System (Electrical Equipment) Control Valve and Automatic Control Equipment プロセス流体の温度・圧力・液面・粘度などを最適な値に制御する装置や、遠隔監視の 為の指示装置として使用されるものです。 Level Measuring System 船舶におけるタンクの液位の高さを検出し、当該 液位の遠隔指示や警報表示をする装置です。 P.10~ P.15~ P.13~ コンテナ船 バルクキャリア船 LNG船

VRCS for Offshore Use / Butterfly Valve ■同心型 弁体の回転中心とシート面が同一線上である構造の弁。 偏心型 同心型 ■ゴム弁座 ■樹脂弁座 ■金属弁座 ■偏心型(二重偏心) 弁体の回転中心に対し、シート面および配管中心が同一線上に 位置しない構造の弁。 弁 棒 テーパピン 弁 箱 弁 体 弁 座 下ふた 同心型 偏心型(二重偏心) 本体部分 特 徴 弁座部分 ●弁座を弁箱内面に嵌め込み、内面を覆うことで、弁箱・弁棒 が流体に接しない。 ●小型軽量・小圧力損失・容易な流量調整が可能。 特 徴 ●全閉位置以外は、弁座と弁体が接触せず、シート面の摩耗が軽減する。 ●用途に応じて、弁座材質をゴム・金属・樹脂(PTFE)より選定できる。(構造が異なる) ●弁座交換の際は、弁座部だけ交換することが可能。(弁の分解が不要) ●CRゴムによる弁箱内面ライニングが可能。(特殊仕様) ●弾力性があり、シール性能が最も優れ ている弁座。 ●用途に応じ、NBR/FKM/EPDMの材質 から選定可能。 ●同心型・偏心型共に対応可能。(FKM は、偏心型のみ対応) ●PTFE(四フッ化エチレン)材を採用し、 耐薬品性に 優れている。 ●弁座構造は、シート部とリテーナ部から 成り、シート部であるPTFE材のみ交換 可能。 ●偏心型のみ対応可能。 ●高温から極低温までの広範囲な温度 域で対応可能。 ●材料選定により、溶剤をはじめ腐食流 体に対応可能。 ●シール部は、リップ形状にすることに より弾性をもたせている。 ●微細な傷であれば、シート面を研磨する ことで除去可能。 ●耐火構造。 ●偏心型のみ対応可能。 ・NBR(ニトリルブタジエンゴム):高ニトリルタイプを採 用し、耐油性に優れている ・FKM(フッ素ゴム):ガソリンなど、NBRが適用できな い流体に対応可能 ・EPDM(エチレンプロピレンゴム):耐環境性に優れ ており、比較的高い温度にも使用可能 中北製作所のバタフライ弁の特徴 ●ノンリークタイプ【完全閉止】(弁座構造によって異なる) ●弁の操作力が小さい ●軽量・コンパクト ●マスプロダクトによる高品質・高信頼性を有している ●構造、材料により、高温から極低温までの温度域で使用可能 ●手動・油圧・空気圧・電動の各駆動部から選択可能 流体の制御を行うバタフライ弁は、用途に応じた構造にすることで、 様々な状況に対応することができます。 中北製作所が培った長年の経験と技術力により、ユーザー様 それぞれの環境に合わせたご要望にお答えいたします。 5 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

弁座材質の適用範囲 バタフライ弁 標準仕様一覧表 駆動部仕様一覧 ◎:最適 > ○:使用可 > △:条件により使用可 > ×:使用不可 / ―:適用外 弁座材質 弁型式 駆動部 ハンドル型 ヨークバー型 低圧型、中圧型、高圧型 低圧型、中圧型 フォーク レバー 両シリンダ 片シリンダ マルチターン 両シリンダ 片シリンダ 単動 単動 パートターン ER type SRJ type EM type TA2 type A900 type TA2 type A900 type レバー型 ウォームホイール型 DRY SPACE DRY SPACE ON DECK DRY SPACE IN TANK DRY SPACE ON DECK DRY SPACE ON DECK IN TANK DRY SPACE ON DECK DRY SPACE DRY SPACE ON DECK DRY SPACE DRY SPACE ON DECK E種 B種 F種 IP66 IP68 IP68 手 動 油 圧 電 動 空気圧 型 式 設置場所 保護等級 呼び径 設計圧力 設計温度 許容管内流速 (液体) 加圧方向 (流れ方向) 適用駆動部 主要用途 NBR FKM EPDM PTFE ステンレス 銅合金 同心型 50A~800A 80A~800A 65A~800A 80A~800A 80A~800A 80A~400A 200A~400A 0~70℃ 0~90℃ 0~150℃ -50~+300℃ 0~90℃ -50~+80℃ -196~+80℃ 4m/sec 6m/sec 6m/sec 6m/sec 両方向 両方向 両方向 (弁棒側:良) 片方向 (弁棒側) バラスト 燃料油 絶縁種 Pneumatic 両方向 (弁棒側:良) IC type (rubber seat) DR type (rubber seat) DT type (PTFE seat) DM type (metal seat) DD type (damper) DTP type (dual seat) DM400 type (metal seat) Manual Hydraulic Electric motor Pneumatic Manual Hydraulic 原油 プロダクト プロダクト ケミカル 消火、蒸気 吐出弁 LPG LNG 二重 偏心型 低温 仕様型 1.0MPa 1.6MPa 1.0MPa 0 0 0 -50 -253 -196 ~ ~ ~ ~ ~ ~ 70℃ 90℃ 130℃ +150℃ +423℃ +100℃ 適用可能温度 流 体 高流速型有り 清水 海水 原油 重油 軽油 灯油 ナフサ ガソリン 蒸気 燃料油 LPGLNG ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ― ◎ ◎ ― ◎ ○ ○ ◎ ◎ × ○ △ ― ◎ ◎ × ○ ○ ― ◎ ◎ × ◎ ○ ― ◎ ◎ × ◎ ○ ― ◎ ◎ × ◎ ○ ― × ◎ × ◎ ○ ― △ △ ― ◎ ◎ ○ ◎ ◎ × ○ ○ ○ × × × ◎ ◎ ― × × × ○ ◎ ◎ トップハンドル型 駆動部分 ■電動式駆動部 ●電力にて駆動部内のモータを稼働させ操作する駆動部。 ●遠隔による操作が可能。 ●標準として、リミットスイッチ/トルクスイッチが設けられている。 ●保護等級:IP68に対応可能。(没水条件:8m×72時間) ●セルフロックが可能であり、流体圧で弁は動かない。 ■空気圧式駆動部 ●コンプレッサにて発生させた空気圧力にて操作する駆動部。 ●遠隔による操作が可能。 ●作動油を使用しないので、油圧式のようなエア抜き作業が不要。 ●計装機器を設けることで、様々な制御が可能。 ■手動式駆動部 ●人力にてハンドルを操作する駆動部。 ●弁開度を直接確認しながら操作可能。 ●セルフロックが可能であり、流体圧で弁は動かない。 ■油圧式駆動部 ●油圧ポンプにて発生させた油圧力にて操作する駆動部。 ●遠隔による操作が可能。 ●高圧力で操作することで、シリンダ部を小さくできる。 ●没水環境など、船内のあらゆる場所に設置可能。 ●メカニカルロックにより、流体圧で全閉位置から弁は動かない。 6 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

VRCS for Offshore Use / Operating Systems (Hydraulic and Pneumatic Equipment) システム系統図(一例) MIMIC DIAGRAM STARTER PANEL ELECTRIC MOTER DIRECT TYPE VALVE POSI.TRAMS. HYD.POWER UNIT CONSOLE ELEC.OPERATED B.T.F.V. HYD.OPERATED B.T.F.V. (DOUBLE CYLINDER TYPE) HYD.OPERATED B.T.F.V. (SINGLE CYLINDER TYPE) SELF-SEAL COUPLING BLOCK PRESSURE RANGE SOLENOID VALVE BOX LOW MID. HIGH PRESS.: PRESS.: PRESS.: 6.9MPa( 70K). 9.8MPa(100K). 13.7MPa(140K). 5.0~ 8.0~ 12.0~ 6.0MPa 9.0MPa 13.0MPa MAX. NOR. CONSOLE EMERG.HAND PUMP SOLENOID VALVE BOARD CONTROL CONSOLE I.S.BARRIER PANEL FOR VRCS DRY SPACE DRY SPACE DRY SPACE DRY SPACE IN TK. IN TK. IN TK. 0N DK. SYMBOL :HYD.OIL LINE :ELECTRIC LINE 以下のシステムは標準品です。お客様のご要求に沿ったシステム構築も可能です。弁操作、弁制御、弁指示の各方式および油圧発生 装置や油圧方向切換弁は、種々の組み合わせで使用できます。 制御盤上の操作スイッチより電磁切換弁に電気信号を送り、油圧の流れ方向を 切り換えることで、居住区などから油圧駆動弁を遠隔操作できます。 弁位置はインラインフローメータや直付発信器により遠隔監視できます。 弁操作方式 防爆/非防爆 油圧 シンボル 弁指示方式 弁制御方式 油圧方向切換弁ユニットに配置された手動切換弁のローカル操作により、 油圧の流れ方向を切り換えることで、機側から油圧駆動弁を遠隔操作できます。 弁位置はインラインフローメータにより機側で確認できます。 ※1.In line flow meter with potentio meter ※2.In line flow meter with micro switch ※3.In line flow meter with out electric device ※1 ※2 ※3 ※3 遠隔電磁油圧式(リモート) 遠隔手動油圧式(ローカル) 手動切換弁 MANUAL VALVE 電磁切換弁 SOLENOID VALVE 防爆型/非防爆型 非防爆型 インライン流量計式 インライン流量計式 インライン流量計式 弁直付発信器式 弁直付発信器式 インライン流量計式 MANUAL VALVE VALVE POSITION INDICATOR SELF-SEAL COUPLING SOLENOID VALVE SOLENOID VALVE (P-PORT BLOCK) SOLENOID VALVE (ALL-PORT BLOCK) PILOT CHECK VALVE WITH RELIEF VALVE MANUAL VALVE (P-PORT BLOCK) MANUAL VALVE (ALL-PORT BLOCK) PILOT CHECK VALVE WITH RELIEF VALVE DIRECT TYPE DIRECT TYPE WITH POTENTIO METER WITH MICRO SWITCH VALVE POSITION TRANSMITTER SELF-SEAL COUPLING 任意開度を調節する方式です。 全開または全閉操作のみを行う方式です。 3位置操作(開度式) 2位置操作(開閉式) 全開または全閉操作のみを行う方式です。 2位置操作(開閉式) 任意開度を調節する方式です。 3位置操作(開度式) 油空圧駆動バルブは、制御盤または機側より遠隔操作できます。例えば、油圧駆動式 バタフライ弁を遠隔電磁操作する場合、油圧発生装置により油圧を発生させ、油圧方 向切換弁により油圧供給方向を駆動部(油圧シリンダ)の開側または閉側に切り換え ることで弁開閉操作を行います。また、弁位置信号を制御盤へ出力し、遠隔指示させ ます。 7 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

油圧発生装置 ■可変容量型ピストンポンプユニット ■屋内設置型(ユニット) ■防爆仕様型 電動機の回転運動により 駆動し、油圧配管内の圧 力に合わせて吐出量を自 動的に調整する機構をも つ。ポンプ吐出圧が設定圧 に近づくと、吐出量は圧力 維持に必要な最小量にな るよう自動的に減少し、油 圧を保持します。吐出圧や 吐出量は調整可能です。 エアーモータに空気圧を供給す ることで、油圧シリンダを往復運 動させ、油圧を発生させます。 ハンドル操作すること で、油圧シリンダを往 復運動させ、油圧を 発生させます。電気 や油圧ラインのトラブ ルにより油圧駆動弁 が操作できないとき など、おもに非常時 に使用されます。ワン タッチカップリングに より、短時間で接続 ができます。 ハンドル操作すること でギアポンプを駆動 させ、油圧を発生さ せます。主に甲板上 などに設置し、手動 操作するため、操作 頻度の少ない弁に適 用されます。 電動機の回転運動により 駆動し、ベーンがカムリング 面を通過する際、吸込工程 で容積は最小から最大に、 吐出工程で最大から最小 となることで、油の連続した 流れが吐出されます。ベー ンポンプ、アキュムレータ、 アンロード弁などで構成さ れ、ロード/アンロード運転 (負荷/無負荷の繰り返し 運転)を行い、油圧を保持 します。 ■定容量型ベーンポンプユニット 遠隔監視装置 設置条件や用途に合わせて、形状、配管方向、継手および塗装色などご要求によりカスタマイズすることができます。 ■ハンドポンプ ■MHオペレータ ■エアーアクティング ピストンポンプユニット ■屋外設置型(耐波浪ボックス) 中北製作所では、特殊環境に対応した防爆仕様型機器も取り 扱っています。原油や天然ガスなどの引火性流体を取り扱う船舶 (オイルタンカーやLNG船など)においては、防爆上の観点から電 気機器の使用が制限されます。当社の本質安全防爆機器は IECEx防爆認証を取得しており、暴露甲板やポンプ室など、各危 険区画に電気機器の設置が可能となります。 8 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

VRCS for Offshore Use / Operating Systems (Pneumatic and Electric Type) 電気式バタフライ弁操作システム(一例) 空気式バタフライ弁操作システム(一例) 詳細についてはお問い合わせください。 特 徴 ●作動油を使用せず、環境負荷が低い ●配管の施工が不要。電線のみでシステム構築可能 (配管材料コストの削減/配管工数の削減) ●メンテナンスの簡素化(作動油補充・交換、作動油 品質管理が不要) ●制御機器レイアウトの省スペース化 ●弁開閉時間が固定のため、調整が不要 特 徴 ●作動油を使用せず、環境負荷が低い ●配管の施工が不要、電線のみでシステム構築可能 ●メンテナンスの簡素化(作動油補充・交換、作動油品質管理が不要) ●弁切換装置が油圧式に比べて小型・軽量 VALVE CONTROL PANEL ELECTRIC SIGNAL COMPRESSED AIR AIR SUPPLY UNIT SUPPLY AIR LINE CONTROL AIR LINE AIR OPERATED B.T.F.V. SOLENOID VALVE UNIT VALVE CONTROL PANEL ELECTRIC SIGNAL / POWER SOURCE ELECTRIC OPERATED B.T.F.V. 油圧方式以外にも、各駆動方式についてラインナップしております。 9 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

VRCS for Offshore Use / Operating Systems (Electric Equipment) コンベンショナル式 制御盤 弁を操作する為の配管グラフィックや各種計器類、ポンプの発停の状態など、全体が確認で きることが特徴です。配管グラフィックの種類は主に4種類でアクリル・裏彫り・フィルム・フィル ム+アクリルがあります。 特 徴 特 徴 ●弁の開閉は押釦より操作する。 ●液面計表示はアナログもしくはデジタル指示計で確認する。 ●ポンプの発停は押釦より操作する。 ●ポンプの圧力監視はアナログ指示計で確認する。 特 徴 ●弁の開閉はモニタより操作する。 ●液面計表示はモニタで確認する。 ●ポンプの発停はモニタより操作する。 ●ポンプの圧力監視はモニタで確認する。 コンピュータ式 制御盤(CAV型) タッチパネル式制御盤 LCD上に表示された配管グラフィックから、カーゴ・バラストコントロール用の弁操作やポンプ の起動停止を遠隔で運転操作できるように設計されたシステムです。フルHDワイドモニタに 対応しており、画面の4分割表示や印刷、USBメモリへデータを保存することが出来ます。 タッチパネルとPLCを使用したバルブリモコンシステム。画面操作による制御で情報を集中的 に把握し、運転状況を可視化することにより、船体の制御を自動化し、作業効率の向上、各種 監視活動を支援する事が可能です。 特 徴 ●弁の開閉はモニタより操作する。 ●液面計表示はモニタで確認する。 ●ポンプの発停はモニタより操作する。●ポンプの圧力監視はモニタで確認する。 ●データ処理の高速化によりスピーディーな画面表示と快適な操作性を実現します。 ●従来のコンベンショナル式と同様の感覚でより安全な運転操作が可能です。 ●CPUの2重化バックアップシステムを採用しているため万が一片方のCPUに異常が発生し た場合にも、システムの運転を保証します。(オプション) ●積荷/揚荷作業の進行状況が音声案内によりわかりやすく通告されます。(オプション) 省スペース 押しボタンスイッチなどを用いる通常の制御盤とは異なり、非常にコンパクトな制御 盤であるため、設置スペースに制限がある部屋でも設置することが可能です。 省配線化 各信号を一括でPLC内で制御し、制御盤まで通信線で伝送するため、艤装ケーブル 配線による工数を削減することが可能です。 省力化 画面ひとつでバルブやポンプの遠隔制御や遠隔監視を行うことができるため、 省力化が図れます。 低コストで導入可能 タッチパネルとPLCを用いることで制御盤の小型化、配線工数の削減などからにより、 低コストで導入することが可能です。 操作画面イメージ バタフライ弁の遠隔操作をはじめ、タンクの液面監視やポンプの遠隔発停、圧力の監視、 また他機器メーカのシステムも監視します。当社の制御盤はコンベンショナル式とコン ピュータ式などのラインナップがあります。 10 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

VRCS for Offshore Use / VRCS Optional Functions list 緊急遮断システム(ESDS/Emergency Shut Down System) ●LNG/LPG船の荷役時において、火災や油空圧低下、停電などのトラブ ルが発生した時に迅速かつ安全に荷役を停止する緊急遮断システム ●マニホールド弁の閉止や、ポンプ・圧縮機の停止制御を自動で行います。 ●緊急停止の作動要件に基づいてシステムを構築します。 配管詳細図 ①弁が開いていて船と陸が繋がっている状態 配管詳細図 ②緊急遮断システムが作動して弁が閉まり、船と陸が縁切りされた状態 音声案内システム(VGS/Voice Guidance System) ●荷役時、タンクの液位が設定する範囲に到達すると音声にてお知ら せします。 ●音声の内容や男性/女性の声などのカスタマイズが可能です。 ●当社の液位計測システムのみならず、他機器メーカの液位情報を取り 込むことも可能です。(信号の種類:4-20mA、RS232C、RS485 etc...) ! CONTROLPANEL VALVE 回転灯 スピーカー ELEC. SIGNAL CONTROL AIR LINE 11 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

自動荷役システム(ALS/Auto Loading System) 自動傾斜制御システム(AHS/Auto Heel System & Auto Trim System) ●荷運搬時や、乗船時に船体のヒール傾斜を自動で調整するシステム です。(オートヒール) ●船体のトリム傾斜(船首/船尾)を自動で調整するシステムです。 (オートトリム) ※船の姿勢を最適にして、燃費の効率化を行ないます。 ①船が傾いている状態 ●国内を運航するタンカー船で荷役時のオペレーションをサポートします。 ●船主様もしくはオペレーターが使い勝手の良いシステムをオーダーメイドで 製作します。一例としては、マニホールド(接続給油口)と各タンクへの 積荷および揚荷の順番を選択すると自動でオペレーションを開始します。 (※途中、マニュアルでのオペレーションも可能) 積荷 エリア 積荷 エリア 積荷 エリア 積荷 エリア バタフライ弁 バラストタンク 船体の断面図 ②船が水平な状態 船の右側が軽くなり、船体のバランスが保たれている状態。 積荷 エリア 積荷 エリア 積荷 エリア 積荷 エリア バタフライ弁 操作画面イメージ 1. オートヒール制御 2. オートトリム制御 3. バラストタンクの注排水弁の自動閉止制御 12 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

VRCS for Offshore Use / Level Measuring System 中北製作所の液位計測システムの特徴 エアパージ式 エアサプライユニットから供給される制御空気は各タンクのエア パージユニットに送られ、ユニット内のオリフィスを経由して先端 のパージマウスから、気泡になって出てきます。この時、パージマ ウス内の圧力Pは、液面計高さHと液体比重γを掛けた値と等し くなります。このパイプ内の測深圧力を指示計に遠隔表示させる 計測方式です。 ●35mまでのタンクについて計測可能。 ●指示のみならず、高位液面警報、低位液面警報が可能。 ●遠隔指示できるため、少人数での荷役作業の合理化が可能。 ●比重補正、トリム・ヒール補正に対応。(機器の種類による) 特 徴 ●各タンク付近では電気機器を用いていないので、防爆検討 不要。 ●簡単な原理を応用しているので、分かり易く、保守点検が容易。 ●機械式原理であるため、高寿命。 ●全空気式タイプ、および空電変換するタイプのラインナップが あります。 フロート マグネット ガイドパイプ リード スイッチ 電磁フロート式 原理はフロート内部に設けた磁力によりリードスイッチを開閉し ます。複数存在するリードスイッチをガイドパイプ内に実装するこ とで、連続的な電気信号に変換します。ビルジや燃料タンク高 高液面警報などの1点式のリードスイッチも対応可能です。 特 徴 ●精度が高い。 ●主に燃料タンクなどに使用される。 ●タンカー・ケミカル船のカーゴタンクにも対応可能。 JOINT BOX AIR SUPPLY LINE AIR PURGE PIPE TANK (WBT/FWT/ DWT/FOT/ DOT/MGOT) PRESSURE-ELECTRIC SENSOR AIR SIGNAL LINE MAGNETIC FLOAT SENSOR FLOAT TYPE (ADDITIONAL TANK:COT) GAUGE BOARD / CONTROL PANEL AIR PURGE UNIT ELECTRIC SIGNAL ELECTRIC SIGNAL LEVEL MEASURING SYSTEM NAKAKITA LEVEL GAUGE m 船舶におけるバラストタンク(W.B.T.)・清水タンク(F.W.T./D.W.T.)・ 燃料タンク(F.O.T./D.O.T./M.G.O.T.)の液位の高さを検出して、当該 液位を遠隔指示する装置です。吃水(DRAFT)の計測も可能です。 13 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

浸水警報装置 2004年SOLAS条約改正により、バラ積み船などの船舶について、浸水警報装置の搭載が義務付けされました。当社の浸水警報装置 は液面指示装置の技術を応用して水位の検知を、センサから警報パネルまでを一括したシステムとして販売しています。 特 徴 ●各種船級(NK、ABS、BV、DNV-GL )に対応。型式承認を取得。 ●欧州船籍に対応。MED(MARINE EQUIPMENT DIRECTIVE)取得。 ●フェリーなどのJG船級対応。(JGの立会い検査が必要です) ●検知用のセンサ、バリア、警報回路を制御するコントロールパ ネル、操舵室に搭載するアラームパネルで構成されています。 ●浸水警報装置のシステムと併せて、船首区画の弁遠隔装置 排水装置の搭載。(IP68電動弁、エアーアクティングピストン ポンプ方式の油圧弁など ) ●防爆グレード(Exia IIC T6 )対応。(エアパージ式の場合は防爆 不要です) ●故障を自己診断するフェール機能搭載。 圧力式 本センサは、タンク内・外のいずれにも設置可能です。原理は、 液体の静圧(P:測深圧力)をセンサで直接検知する方式です。 エアパージ式と同様、圧力Pは、液面計高さHと液体比重γを 掛けた値と等しくなります。本センサは、内部の感圧素子によって 液体の静圧を検出し、電気信号に変換します。この電気信号は センサ内部回路によって増幅調節され、4~20mADCのセンサ 生信号を電流信号として、絶縁変換器、および指示計へ送信 します。また、センサとジョイントBOX間に使用するケーブルは エアチューブを内蔵した専用のケーブルでジョイントBOXの 大気開放口を通じセンサ内の感圧素子の背圧に常に大気圧を 導き大気圧変動による誤差を自動的に補正します。 特 徴 ●空気配管が不要のため、コントロールパネル内部のスペース 確保が容易。 ●電気信号であるため、LCD式やPLC,TOUCH PANELへの 接続が容易。 ●清水タンクなど、エアパージ式で使用しにくいタンクでも使用 可能。 ●本センサは、本質安全防爆仕様のため、I.S.区画で使用可能。 フロート式 エアパージ式 インピーダンス式 圧力式 ALARM PANEL CONTROL PANEL SENSOR ・CONVERTER ・ANNUNCIATOR UNIT ・DC POWER SOURCE BARRIER PANEL WATER INGRESS ALARM SYSTEM 14 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

VRCS for Offshore Use / Control Valves and Automatic Control Equipment 機関室で使用される主な調節弁および指示調節計となります。清水、海水および潤滑油などの冷却系統や蒸気を用いての燃料油・ 潤滑油などの加熱系統に使用され、各プロセスを自動で制御します。 ■機関室の主な使用例 ■電気式調節弁・調節計の使用例 調節弁と指示調節計の組み合わせで使用することで、プロセス流体の温度・圧力・液面・ 粘度などのあらゆる測定値を自動で最適な値に制御する空気式(または電気式)の自動 制御装置となります。また、自動制御機器の中には遠隔監視の為の指示装置の用途で使用 されるものもあります。 電動弁 コンソール 蒸気 AC220V 60Hz AC220V 60Hz AC220V 60Hz 4~20mA DC 4~20mA DC 4~20mA DC 4~20mA DC 主機 電気式粘度 調節計 データロガー データロガー 電気式温度 調節計 警報 セレクトスイッチ 制御演算回路ボックス NS904C 振動式粘度検出器 (NS904S) 測温抵抗体 燃料油圧力調節弁 燃料油清浄機温度調節弁 温度指示調節計 NSTN732 燃料油 清浄器 蒸気 供給空気 ポンプ ポンプ ポンプ 供給空気 供給空気 供給空気 加熱器 蒸気 蒸気 排ガス C 重油 A 重油 供給 空気 加熱器 冷却器 余剰蒸気処理弁 A重油/C重油 切換弁 燃料油加熱器 温度調節弁 細管式粘度発信器 NS777C 清水 主機冷却海水 温度調節弁 主機冷却清水 温度調節弁 船外 海水 船外 蒸気減圧弁 供給空気 各機器へ 清浄機 圧力指示調節計 NSPS732 圧力指示調節計 NSPS732 圧力指示調節計 NSPS732 燃料油 タンク ボイラー 復水器 温度指示調節計 NSTN732 温度指示調節計 NSTN732 ポンプ 主 機 加熱器 加熱器 粘度指示調節計 NSVBT732 供給空気 赤文字:中北製作範囲 赤文字:中北製作範囲 15 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

内弁の形状により弁開度と流量の特性を持たせた本体部に制御空気信号(または電気信号)によって動作する駆動部を付属して使用 するものです。制御信号に応じて弁開度を調節してプロセス流体を制御します。 調節弁 ■DY-GOZ 二方口単座調節弁 ■DY-T 三方口調節弁 ■DY-M ロータリーミキシング 三方口調節弁 主にヒーター用の蒸気調節弁として燃料油・潤滑 油などの温度制御に使用されるものです。使用条 件に応じて内弁の仕様を選定します。 主にディーゼルエンジンの主機関や発電機関に供 給される清水、および潤滑油の温度調節用として 使用されています。 ■MV-GOZ 二方口単座調節弁 ■MV-M ロータリーミキシング調節弁 主にヒーター用の蒸気調節弁として使用される DY-GOZ二方口単座調節弁の駆動部として電動 モータを搭載した電動弁です。 主に清水や潤滑油の温度調節弁として使用される DY-Mロータリーミキシング三方口調節弁の駆動 部として電動モータを搭載した電動弁です。 弁体の回転で流路を可変するロータリータイプの 構造で、大容量、大口径に最適な三方口調節弁で す。海水などの腐食性流体に対してはボディ内部に 耐腐食性に優れたゴムライニング又はコーティング の施工が可能です。 本体部形式 圧力レイティング 呼び径 本体部標準材質 流量特性 レンジアビリティ 全閉時漏れ量 単座グローブ弁 JIS 5K~20K、ANSI 125~300 15A、20A、25A FC200、SCPH2 Equal percentage 20:1~30:1 定格Cvの0.01%以下 本体部形式 圧力レイティング 呼び径 本体部標準材質 流量特性 レンジアビリティ 全閉時漏れ量 単座三方弁 JIS 5K、10K、ANSI 125、150 25A~300A FC200、SCPH2 Linear 30:1 定格Cvの0.1%以下 本体部形式 圧力レイティング 呼び径 本体部標準材質 流量特性 レンジアビリティ 全閉時漏れ量 ロータリー三方弁 JIS 5K、10K、ANSI 125、150 80A~650A FC200、SCPH2 Linear 30:1 定格Cvの2%以下 16 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

特 徴 空気式圧力遠隔指示装置 圧力(温度)トランスミッタを数台組合せてユニット化することで、VRCSの一部として カーゴオイルポンプやバラストポンプの運転圧力(供給・吐出・駆動など)を検出して 遠隔で監視する為の指示装置としての目的で使用することができます。検出方法に よって3種類の型式がありますので様々なプロセス流体への対応が可能です。また、空気 式の機器につき防爆区域への設置が可能です。 プロセス流体の温度・圧力・液面・粘度などを検出し、制御信号または伝送信号として出力するものです。その信号は調節弁の制御、検出 値の監視など様々な用途として使用されます。 自動制御機器 ■NS732 指示調節計 ■NS777 細管式粘度発信器 ■NS904 振動式粘度発信器 温度・圧力に加えトランスミッタとの組み合わせ次 第で液面・粘度などのあらゆる制御に使用できる もので、制御対象を自動的に最適値に調節するた めの信号を出力する空気式の指示調節計です。操 作・取扱・保守も簡単な設計となっており、長きに わたりご採用いただいております。 ■電気式調節計 様々な入力信号の種類に対応しており、制御信号 (4~20mA)の他に警報などを出力可能で、豊富 な機能を備えています。コンソールへの取付の他に、 コントロールBOXへ格納して納入することも可能 です。 流体粘度が内部の細管の前後に発生する差圧に 正比例する原理を応用した粘度発信器。粘度を差 圧として連続的に検出し、空気信号または電気信 号に変換して伝送するものです。近年環境規制な どにより粘度の制御がより重要となるなかで低粘度 流体の検出にも対応できる機器となります。 振動式の原理を応用した電気式粘度発信器。電 気信号を加えた圧電素子で検出子にねじり振動を 発生させることによって、流体による粘性抵抗の変 化を検知し粘度を測定するものです。本型式も低 粘度流体の検出に対応可能です。 呼び径 圧力レイティング 本体部標準材質 定格圧力 流体温度 出力信号 標準測定レンジ 検出精度 最小検出可能粘度 応答時間 質量 40A、50A、65A、80A JIS 5K~20K、ANSI 125~300 FCD400、SCPH2 2.0MPa Max.180℃ 4~20mA 0~30、40、50㎟/s 全目盛り幅の2%以内 0㎟/s Abt.5.0sec Abt.12kg 呼び径 圧力レイティング 本体部標準材質 定格圧力 流体温度 出力信号 標準測定レンジ 検出精度 最小検出可能粘度 応答時間 質量 40A、50A、65A、80A JIS 5K~20K、ANSI 125~300 FCD400、SCPH2 2.0MPa Max.200℃ 20~100kPa or 4~20mA 0~30、40、50㎟/s 全目盛り幅の1%以内 2㎟/s Abt.2.6sec Abt.47.4kg 操作空気圧力(出力) 制御動作 検出精度 制御対象 標準測定レンジ 質量 20~100kPa PI動作、PID動作 全目盛り幅の1%以内 温度、圧力、粘度、液位、差圧 0~100、150、200、300℃ 0~0.3、0.5、1、1.5、2、3、5MPa -10~20、40kPa etc. 5kg(Temp.contoller:6kg) 出力信号 検出精度 検出対象 標準測定レンジ 圧力検出用付加仕様 20~100kPa 全目盛り幅の1%以内 温度、圧力 0~100、150、200、300℃ 0~0.3、0.5、1、1.5、2、2.5、3、5、10MPa -760㎜Hg~0.3、0.4、0.5MPa etc. ダイヤフラムシール型、リードダイヤフラムシール型 VRCS for Offshore Use / Control Valves and Automatic Control Equipment 17 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

低温弁に関しては1960年の開発以来60年以上に渡って納入実績があり、船舶向けにつきましてもLNG船のカーゴラインに多数の 納入実績があります。また、次世代燃料のアンモニアや水素用の弁への対応につきましては、従来より陸上プラント向けにて様々な条 件のアンモニアや水素用の弁を製造してきた経験より柔軟な対応が可能です。 ■LNG Fuel Supply System / LNG燃料ガス供給装置系統例 ■LNG用自動弁・安全弁仕様一覧 ※IGFコードに準拠しており各種船級の型式承認対応が可能です ※上記使用範囲外でも対応可能ですのでご相談ください ※次世代燃料のアンモニア・水素用につきましても対応可能ですので仕様条件をご連絡ください 仕様条件 圧力レーティング 温度 弁接続 材質 口径 150Lb、300Lb 1500Lb、2500Lb R.T.~-163℃ フランジ、溶接 SCS14A、SCS16A 15A~200A 150Lb、300Lb 1500Lb、2500Lb R.T.~-163℃ フランジ、溶接 SCS14A、SCS16A 20A~200A 150Lb、300Lb ー R.T.~-163℃ フランジ、溶接 SCS14A、SCS16A 15A~200A 標準タイプ 高圧タイプ 調節弁、遮断弁 圧力調整弁 安全弁 気化器 又は 加熱機 安全弁 遮断弁 遮断弁 安全弁 流量調節弁 圧力調節弁 流量調節弁 圧力調節弁 圧力調整弁 圧力調整弁 NG service / NGライン NG service / NGライン LNGタンク 主機関 発電機関 VRCS for Offshore Use / Automatic control valve and safety valve for FGSS 近年の環境規制の強化によるLNG燃料船の普及増加に伴い、低温弁の需要が高まっております。弊社にて対応可能な 自動弁・安全弁につきましてLNG燃料船のFGSSへの使用例と主な弁仕様を下記に示します。 18 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

VRCS for Offshore Use / After Service ワンストップ メンテナンス 部品提供 訪問・修理 サポート 窓口 保守・診断 技術指導 予防・保全 製品のアフターサービス・各種お問合せは、各拠点の営業窓口へお問合せください。 長年培った実績とノウハウによる確かな“現場力”を駆使して、機器のアフターサービスから保守・診断、リニューアル、 エンジニアリングにいたるまで安心の運用支援をワンストップで提供いたします。 072-871-1341 TEL ●本社(大阪) 03-4212-6315 TEL ●東京営業所 093-531-5481 TEL ●北九州営業所 ■中北製作所のワンストップメンテナンス 中北製作所はバルブをはじめとする各種機器を製作するだけのメーカーでは ありません。機器納入前のオペレータートレーニングをはじめ、さらなる習熟度 向上や納入機の改良改善をご提案いたします。また、お客様の要望に合わせ て、トラブルの予防保全を目的とした技術講習会や交流会等を行っています。 納入前から改善提案まで要望に合わせて様々なサポートを実施 不具合が生じた場合におけるサポート窓口の設置、確実な部品供給体制、 エンジニアの派遣体制の構築など、納入機器の安定稼動のため、万全のサポート 体制を構築していますのでご安心ください。 安心のサポート窓口 オペレーター トレーニング 納入機の 改良改善 技術講習会 交流会 ●お問い合わせはこちら HP お問い合わせフォーム 19 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

営業所・サービス事務所一覧 大阪本社・工場、東京営業所、北九州営業所 ●国内拠点 ●アフターサービス拠点 サービス員が常駐する国内外の代理店がございます。営業担当までお問い合わせください。 [オランダ/ヨーロッパの全域]Ravebo B.V. [シンガポール/マレーシアの全域] YOKOSIN MARINE CO.,(PTE)LTD. [中国]Health Lead Development Ltd. ●海外代理店 大阪本社・工場 ■液化水素キャリアにおける水素サプライチェーンのイメージ History 真空ジャケット付き 液化水素用バタフライ弁 (LH2 実液試験用試作品) 真空ジャケット付き 極低温用調節弁 LNG用極低温 バタフライ弁 LNG用高圧 極低温調節弁 LH2・LNG・LN2等を使用流体とする極低温弁について、1970年代より約1,400台 以上の実績を有しております。これらの中には、ロケット燃料用極低温弁の実績も有し、 熱侵入を低減するために真空ジャケット付きとした玉形調節弁・玉形遮断弁も製作 してまいりました。 2020年からは、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて、 「液化水素用大口径バタフライバルブの技術開発」を実施致しました。 未来の水素社会実現に向け、発電等の大規模利用を見据えたサプライチェーンの 構築に、製品開発を通じて寄与してまいります。 ロケット燃料の供給ラインに使用される 液化水素用調節弁・遮断弁を開発 1970(昭和45年)~ LPG船用低温バタフライ弁を開発 1994(昭和45年)~ 空気分離装置設備に使用される大口 径玉形調節弁を開発 LNG設備に使用される安全弁・自力弁 を開発 1980(昭和55年)~ LNG船用バタフライ 弁の製造販売を開始 (株式会社ササクラと の業務提携) LNG船再ガス化装置 用の調節弁を開発 2005(平成17年)~ 国立研究開発法人宇宙航空研究開発 機構(JAXA)と共同実施で、 NEDO事 業「液化水素用大口径バタフライバルブ の技術開発」を実施 2020(令和2年)~ 作る 運ぶ 貯める 使う 液化/出荷基地 液化水素用バルブ 受入基地 水素燃料発電設備 液化水素運搬船 20 VRCS NAKAKITA LINEUP CATALOG

[本社・工場] 〒574-8691 大阪府大東市深野南町1番1号 TEL:072-871-1331(代表)/ 072-871-7871(営業)/072-871-1341(営業) FAX:072-870-1865(代表) [東京営業所] 〒108-0022 東京都港区海岸3丁目18番1号(ピアシティ芝浦ビル3階) TEL:03-4212-6315 FAX:03-4212-8880 [北九州営業所] 〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2丁目11-15(小倉興産KMM別館416号) TEL:093-531-5481(代表) FAX:093-521-4993 営業所・サービス事務所一覧 URL:https://www.nakakita-s.co.jp 会社概要 商 号 創 立 代表者 事業内容 株式会社中北製作所 1930年5月28日 代表取締役社長 宮田彰久 自動調節弁、バタフライ弁、遠隔操作装置の製造、販売 ●海外代理店・その他お問い合わせはこちら HP お問い合わせフォーム

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