株式会社 中北製作所

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バルブとは

バルブとは、流体を「流す」「止める」「絞る」ために、流体の通路を開閉できる機構をもつ機器のことです。流体とは、液体や気体の総称で、外力を加えると自由に変形する物質のことをいいます。

  • 流す
  • 止める
  • 絞る

私たちの暮らしでは、身近なものとして水道の蛇口やガス栓などがあります。バルブは、水道やガスなどのライフラインをはじめ、発電所や工場、船舶の輸送システムなど、さまざまな分野で利用されています。

流体制御装置の
総合メーカー

中北製作所は、多種多様なバルブメーカーの中でも、船舶や発電所、製鉄、化学などの産業分野におけるプロフェッショナルメーカーです。バタフライ弁や調節弁をはじめ、シリンダ弁や調整弁、安全弁、レベルスイッチ、遠隔操作装置など、流体制御システムのリーディングメーカーとして、世界トップクラスの製品をお届けしています。

船舶輸送を支える
NAKAKITA製品
特に主力の船舶用機器は、船体の姿勢制御や荷役制御のバルブをはじめ、エンジンの燃料温度制御や冷却制御、計測機器や各種装置、それらを自動制御する制御盤の製造販売を一括で行なっています。
制御機器 バルブ 計測機器
船舶関連機器の製造販売から
アフターサービスまで
中北製作所では、納品した機器の定期点検やメンテナンスまで、ワンストップソリューションでお応えしています。お客様の安心・安全な運航に、信頼のアフターサービスで貢献いたします。

世界シェアNo.1 を誇る、
NAKAKITAの「バラスト水 自動制御システム」

船舶のバラスト水は、船体の姿勢制御や復原性を確保し、船舶の安全な運航に欠かせないものです。中北製作所は、バラスト水の自動制御システムにおいて世界No.1※のシェアを誇ります。

※2008年 主要造船国における大型舶用バルブのシェア。一般社団法人日本バルブ工業会及び一般社団法人日本舶用工業会の資料より当社調べ

船体の姿勢制御の仕組み:タンカーの場合

  1. 1.船の安定に欠かせないバラストタンク
    空荷時の船舶は、船体を安定させる目的で「錘(おもり)」としてバラストタンクに海水を注入します。バラストタンクに海水を注入することで、船自体の重心を下げたり、傾きを修正したり、バランスを保っています。
  2. 2.積み荷で船が傾くと
    右側の積荷エリアに原油が積まれると、積み荷の重みで右側が下がります。
  3. 3.傾きを検知して海水を排出
    センサーが傾きを検知。海水ポンプとバルブ駆動装置用のポンプが作動して、調整対象となるバラストタンクにつながるバルブを自動で開けて、海水を排出します。
  4. 4.船体のバランスを調整
    船の右側が軽くなり、船体のバランスを保ちます。
  5. 5.船体のバランスを自動調整
    積み荷の重さに合わせて、船体のバランスを自動制御します。